山口県信用保証協会の取り組み
山口県信用保証協会の取り組み
1.団体信用生命保険
- 略称を「保証協会団信」といいます。
- 保証協会団信は、信用保証協会の信用保証制度を利用されている債務者(法人の場合は代表者)の方が、その債務を全額返済されないうちに死亡もしくは所定の高度障害といった不測の事態に陥られた場合に、生命保険会社からの保険金をもとに、金融機関に対する債務を弁済される保険制度です。
- 事業の維持安定とともに、ご家族の安心を図ることを目的とした制度です。
- 保証協会団信は信用保証制度をご利用いただくにあたって条件となることはありません。また、ご利用の有無が信用保証協会の審査に影響することはありません。
2.特別相談窓口
- 大規模自然災害からの復興や、大型倒産からの連鎖倒産防止のため、多くの中小企業・小規模事業者が影響を受けるであろう事態が発生した際には「特別相談窓口」を設置するようにしています。
- 経営環境の悪化により経営の安定に支障が出ている事業者のご相談をお受けしています。
3.巡回訪問事業
- 中小企業・小規模事業者を直接訪問することによって、抱える諸問題を聴取し、必要に応じて診断・助言を行っています。
- 各種の保証制度のご案内や、国などの中小企業支援施策のご紹介を行います。
- 信用保証協会へのご要望をお聞きし、以後の事業運営の参考とさせていただきます。
4.中小企業経営診断システム(McSS)
- CRD(中小企業信用リスク情報データベース)協会が開発したマネジメントサポートシステムのことで、財務データを入力することにより申請企業の業界における位置、業界平均と比較した財務バランスのチェックがビジュアルでわかりやすく把握できます。
- 各種の経営分析比率や比率の説明もついており、巡回訪問時にお渡しすることも可能です。
5.やまぐち中小企業・小規模事業者経営支援強化事業
- 山口県中小企業診断協会との提携により、経営の安定に支障をきたしている方、創業後5年未満の方、事業承継を予定されている方、生産性の向上を目指す方等の経営状況の改善を促進することを目的とした無料の経営診断を実施しています。
- 現状の業態や経営状況、経営上の悩みなどを聴取し、外部専門家の視点から助言を行います。
- 経営診断の結果、更なる支援を必要とされる場合には、各種中小企業支援施策等をご案内します。
6.経営・金融一体型支援プラットフォーム
- 県内中小企業者の経営課題が複雑・専門化する中、実情に応じた最善の支援の提供に向けて、中小企業支援機関、金融機関、信用保証協会等が構成する、地域における経営・金融両面からの一体的な支援の基盤を形成し、中小企業者の効果的かつ迅速な経営改善・事業再生等が図られるよう取り組んでいます。
- 信用保証協会が事務局となっています。
7.山口県中小企業支援ネットワーク(やまぐちネットワーク会議)
- 中小企業金融円滑化法の期限到来等を踏まえて、山口県では中小企業支援機関のネットワーク化を行っています。構成機関の連携により中小企業・小規模事業者の迅速かつスムーズな経営改善・事業再生が図られるよう取り組んでいます。
- 構成機関の連携強化、支援姿勢の目線合わせ、スキル向上等のために情報交換会、専門家による講演、事例研修会等を適宜開催します。
- 山口県商工労働部経営金融課が事務局となっています。
8.山口県中小企業支援ネットワーク(やまぐちサポート会議)
- 経営上の課題を抱える個別企業の経営改善を図るため、当該企業、メインバンクを中心とした金融機関及び信用保証協会など関係者が一堂に会し、当該個別企業の支援に向けた方向性について意見交換等を実施することにより、当該個別企業の迅速な経営改善・事業再生等が図られるよう協議を行います。
- 信用保証協会が事務局となっています。
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